助けての声。

『助けて』って何らかの形で、みんな最初は思ったり、勇気を出していったりするんだと思う。

 

でもその声を、意図的か無意識的かはわからなくても、かき消しちゃったり、揉み潰しちゃったりしてないかな?って思う。

 

感情はすごく大事なもの。

感情があるからこそ人なんだと思う。

 

でもね、いっときの感情に任せないでほしい。感情に飲まれないでほしいって自分はいつも思う。

 

自分ありきの感情。

感情イコールノット自分。なの。

 

感情は自分とすごく中のいい同居人。

すごくワガママで真っ直ぐな子どもみたいなもの。

 

だからこそ大事にする。

大事にしながら、子どもが一番楽に生きられるように自分自身がしっかりと向かい合って生きて行くものなんだと思う。

 

その時の感情任せで私が守らなきゃ!!っていうのも、わかるけれど、自分の揺れで振り回すのであればそれはあまり褒められるものじゃないと思う。

 

だってその分、傷ついてるのは誰??

 

疲れるのもわかる。

大変なのもわかる。

わからないでしょ!って感情もわかる。

 

わかった上で私はわからないよって思う。

 

だって感情は自分だけのものだから。

誰ひとりだって同じ経験をするわけじゃない。同じ感情を抱くわけじゃない。

 

だからこそ敏感にアンテナを張って、自身も無理をせずにできることを粛々とやるだけ。

 

頑張るって、きついよ。

本気で、覚悟決めて、決意して、ようやく自分の足で立つんだから。

頑張るには頑張る理由がある。

無理をしてでもやりたいことがある。

決意して、覚悟した上で、きつい、って泣くことだってある。

それでも『やる』と決めたのは自分なんだから。

だから『頑張れ』って応援をするんだと思う。

 

自分の疲れや忙しさを理由に人のことを一番に考えられなくなるなら、自分の状態を見られなくなるなら、一度、立ち止まって引くのも手だと私は思う。

 

『自分しかいない』は以外に誰がカバーしてくれる。

自分を追い詰めるくらいなら、周りを追い詰めるくらいなら。

 

一度、助けて!!って、勇気を出して叫ぶべきだ。

 

そして、その一度がダメだとしても、必ず誰かいるから。

 

諦めないで、声を出し続けるべきだ。

 

辛くても、苦しくても。

伝え方がわからなくても。

 

助けて!!って。

誰か!!って。